【前編】人前で話すことになったら、準備すべきこと

先日、
セミナーに参加してくださったことのあるSさんから
「人前で話すことになったら準備すること」
について質問をいただきました。

皆さまの中にも似たような場面に直面する方が
いらっしゃることと思います。
今回は、ご本人から承諾をいただきましたので、
この質問に対するアドバイスをシェアいたしますね。

Sさんからの相談は下記のような内容でした。

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大規模なイベントのパネルディスカッションに
登壇することになりました。

そうそうたるメンバーの中で、
企業の担当者目線での意見を述べることになります。

初めての経験で、
どのような準備をするか考えているところです。

このような場合の注意すべき点、
話し方、視線、服装等
アドバイスいただけないでしょうか。
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panel_discussion

今回のポイントは
「そうそうたるメンバーの中でのパネルディスカッション」
「企業の担当者目線での意見を述べる」

という2点です。

今回のSさんのように、
人前で話すオファーが来たら
最初にまず準備すること。

それは「自分の役割の確認」です。

◎「そうそうたるメンバー」の中で、
他のメンバーと自分の違いは何か?

◎自分にはどの立ち位置としての
意見を求められているのか?

◎他のパネリストでは言えない、
聞き手にとって有益な情報は何なのか?

こういった観点から
自分の役割を考えるのです。

さらに
「企業の担当者目線での意見を述べる」
ということですから、
どのような意見を言ったらいいか
会社内で確認をとることが必要です。

つまり、
「私」としての舞台ではなく、
あくまでも「公」としての舞台であることを忘れずに、
話す内容を整理しなければいけません。

このような立ち位置の確認をしてから
原稿やスライドの準備に入るというのが、
最も注意すべき点です。

もちろん、Sさんがお考えのとおり、
話し方、視線、服装も重要なポイントです。
こちらのアドバイスについては
また次回、後編としてお伝えしますね。