優秀なビジネスマンはなぜ名前を連呼するのか?

9月28日、
安倍晋三首相が衆議院を解散しました。

これは「伝わる話し方を学ぶ」チャンスとも言えます!

なぜなら
私たちにとって選挙は
大事なリーダーを選ぶことであるとともに、
スピーチという視点でみると教材の宝庫だからです。

今回は選挙戦から学ぶ
ビジネスで使える自己表現を
3つのポイントに絞ってご紹介します。

まずその1つ目です。

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ビジネスマンは「名乗り方」で差をつける

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選挙カーで候補者が名前を連呼している姿を
ご覧になったことがあるでしょう。

例えば
「あべ しんぞう。 あべ しんぞう 
でございます!」

という選挙期間中のおなじみの光景ですね。

この名前の名乗り方こそが、
ビジネスにおいて重要な意味があります。

というのも
初対面の時に名乗るのは当然ですよね。

しかし、それだけでは不十分なのです。

次回会った時に、相手が自分の名前を
覚えていてくれるとは限らないからです。

前回名乗ったからと
挨拶もそこそこに話を始めては、
「この人はなんていう名前だったかな」
と相手は考えてしまいます。

大事な話も上の空
ということになりかねません。

では
どのように名乗れば
自分の名前を覚えてもらい、
話を聞いてくれるようになるか
ご説明しますね。

まず
「会うたびに、繰り返し名乗る」
ことが大切です。

相手が「分かっていますよ」という
反応をするまで続けてください。

次に
「必ずフルネームで名乗る」
「名字と名前の間に一呼吸置く」
ことを忘れないようにしてください。

選挙カーから聞こえる
候補者の名前の言い方に
注意してみてください。

名字だけを言うことはありません。

必ず、名字の後に間を置き、
名前を言っているはずです。

その方が
相手に覚えてもらいやすくなり、
きちんとした人という印象を与えられます。

『矢野香です』

とスラスラ名乗るのではなく、

『矢野…(間)…香です』

というように名字と名前の間に一拍置く
イメージですね。

2つ目、3つ目のポイントについては、
また次回、後編としてお伝えしますね。