3月になり、
日ごとに暖かくなってきましたね。
3月は年度末という職場の方も
多いのではないでしょうか。
区切りの時期ですから、
何かと会合や行事が
多い時期でもありますよね。
普段の仕事に加えて
こうした集まりに出席するのは、
負担に感じることもあるかもしれません。
しかし、
こういう場で思わぬ
チャンスが得られることもあるのです。
今回は、
行事での挨拶をきっかけに
講師の仕事をすることになった
Ｋさんのケースをご紹介します。
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短いスピーチでも疎かにしない
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いつもメールをご覧くださっている
Ｋさんから
先日、嬉しいご報告をいただきました。
ご本人に許可をいただきましたので、
ご紹介します。
——
毎年、地元歯科医師会の行事に
来賓として呼ばれています。
先日、欠席した医師会長の代わりに
来賓の挨拶をさせていただきました。
矢野さんの本とDVDで勉強していたので、
自信を持って臨みました。
この挨拶が、行事に参加した方々から好評で、
この度、歯科医師会員向けの行事で
講師をさせていただけることになりました。
歯科医師会からの申し出は初めてで、
短い時間でもスピーチの重要さを知りました。
講演頑張ります！
——
ご報告ありがとうございます。
拙著やＤＶＤをご覧くださっていたとのこと。
お役に立てて嬉しいです。
講演の成功をお祈りいたします！
Ｋさんは、
たとえ代役でも
たとえ短いスピーチでも
与えられた役割を明確にし、
しっかりと準備をしました。
ですから、
形式的なものと見なされがちな
来賓挨拶でも、
「またあなたの話を聞きたい」
と、聞き手の心を動かすことができたのです。
人前で話をする場合、
ある一回だけで終わってしまうのか。
そこからさらに別の可能性へと
広がっていくのか。
違いはそこにあります。
Ｋさんは、講師の仕事という可能性を
広げたわけです。
素晴らしいですね♪
「自分は人前に出ることなんてないから
話し方を磨いても……」
と思っている方もいるかもしれません。
そんなことはありません。
「そのとき」は突然やってくるのです。
今回のように、欠席した人の代役を
務めなくてはならないこともありますし、
司会者から、急に挨拶を求められることも
あるでしょう。
来るべきときに向けて
日頃から準備をしているかどうかが、
チャンスをつかめるかどうかに
関わってきます。
話し方を磨くことは、
あなたの未来を変えるのです！
★Ｋさんが見てくださったという
矢野香のセミナー＆講演を収録した映像を
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あとがき
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前回、
ジャパネットたかた創業者であり、
現在サッカークラブV・ファーレン長崎の
社長を務める高田明氏（「高」ははしごだか）
の言葉をご紹介しました。
こちらをご覧になった方から
感想をいただきました。
——
「多くの人に情報を伝達する仕事をする人は、
先に人間性を磨かないといけない」
という点に共感しました。
何を言うかという点も大事ですが、
誰が言うかも非常に重要ですよね。
——
感想ありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。
情報があふれている現代では、
ときとして、何を信用したらいいのか
分からなくなってしまうもの。
そこで重要なのは、
「話し手」のことを信頼できるか、
ということです。
つまり人間性ですね。
話し方には人間性が表れます。
私がＮＨＫでアナウンスの仕事を
し始めたばかりのころ。
研修で、ある大先輩のアナウンサーから
言われて忘れられない言葉があります。
「テレビは全部映しだす」
その人の人間性。
その人の考え方。
その人の品格。
すべてを視聴者は感じ取る。
だから人間性を磨きなさい、
という教えでした。
人間性を磨く方法は人それぞれ。
絶対的な正解はありません。
しかし、確実に言えることの一つは、
同じ意識を持った人たちとグループを作り
異なる他者と学び合うことが、
何よりも確実で早い学習効果を生み出す
ということでしょう。
あなたには人間性を磨く
同志がいますか？
この春、そんな出会いがあるといいですね。
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ビジネスに活かすのであれば、
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