先日、
6年前からスピーチの個別トレーニングを
行っているクライアントに
話を伺いました。
この方は、
トレーニングで私がお伝えしたことを
自分なりに解釈し、
「人を動かす話し方」が
できるようになるためにはあることが大事だ
と気付いたそうです。
そのある方法を実践した結果、
効果をあげているとのこと。
誰にでもできる簡単な方法ですので、
ブログをご覧くださっている皆さんにも
ご紹介しますね。
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「人を動かす話し方」で差をつける
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この方の職業は税理士。
ご自身のことを「アナログ派」
とおっしゃっていて、
SNSの発信などは苦手。
また、税法の専門知識のみを掘り下げて
同業者向けのビジネスをすることには
興味がない、とのこと。
あくまで
一般の人にわかりやすく税務のことを伝えて
クライアントを増やしたい
と考えていらっしゃいました。
そこで、スピーチの力を磨き上げて
同業者との差別化を図ろうと考え、
個別トレーニングを申し込みました。
6年を経た今、彼は
「人を動かす話し方ができるようになるには
『相手の話を聞くことが大切』だと
矢野さんから教わった」とおっしゃいました。
しかし、私はコンサル中に
「相手の話を聞きなさい」と
お伝えした覚えはないのです。
詳しく話を伺ってみると、
私が常々言っている
「一挙手一投足に意図を持ち話す」
という指導について、
ご自身でその意味を深く考えて
たどりついた結論だということでした。
こちらが意図したように相手が動くには、
どのような言葉を
どのように投げかければいいのか。
その答えを見つけるには、
相手を深く観察しなければできないと
この方は思いあたったのです。
つまり
「人を動かす話し方をするには、
相手の話を聞くことが大切」と
解釈をしたのです。
心理学では、ペーシングといって、
相手の呼吸や声の大小、話す速さ、表情など
相手の話し方に合わせながら話を聞くことで、
信頼関係を築く方法があります。
この方もそのようにして、
場を作ってからこちらの話をするという方法を
実践されたそうです。
その結果、
「話し方・聞き方を磨き上げたことで、
銀行からお客様を紹介されるほどの信用を
勝ち取ることができた」
と喜んでいらっしゃいました。
私がお伝えしている「NHK式の話し方」と
人を動かす「間」の技術は、
「専門サービス業」と呼ばれる
士業や経営コンサルタントのような仕事には
すべて応用できます。
このような職業の方は、何よりもまず
「人を動かす話し方」を磨き上げることが
誰にでもできる同業者との差別化戦略です。
「誰にでもできる」と
言い切ることができるのはなぜか。
それは、
心理学をベースに
研究室で訓練実験をした結果
効果があると実証されたスキルを
掛け合わせたノウハウだからです。
特別な才能は必要なく、
訓練すれば誰でも習得できます。
このクライアントは
地方にお住まいのため、
個別トレーニングを
毎月のようには受けられません。
そこで私の動画を全て購入し、
何度も見て、トレーニングでお教えした
ビジネス・スピーチの技術を
上げ続けていらっしゃいます。
ちなみに、
同業者に差をつけたいという
専門サービス業の方におすすめの動画はこちら
2時間で学べます。
彼の話を聞きながら、
ビジネスパーソンの方々に
もっと人を動かす話し方の本当の効果を
知っていただきたい、と改めて感じました。
人を動かす話し方とは、
相手との信頼関係を築く話し方です。
信頼性を高めることで、
同業者との差別化を図れるのです。
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あとがき
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前回のブログで、
G7サミットの写真についてお伝えしました。
（６月15日に配信した
メルマガより転載したものです）
日本とドイツの両政府が公開した写真は、
ほぼ同じ角度から撮られていますが、
各国首脳のノンバーバル表現に
違いがありました。
それぞれの写真から受ける印象や、
写真を選んだそれぞれの政府の意図について
皆さんも考えてみてくださいね
とお伝えしました。
実は、6月17日付の日本経済新聞でも
同じような趣旨の記事が掲載されていました。
それぞれの写真が
どのような話が行われている中で
撮られたものかについても
解説されています。
偶然の一致にびっくり！
★信頼を勝ち取りビジネスに活かせる
「ＮＨＫ式」の話し方を身につけるために。
矢野香のセミナー＆講演を収録した映像を
ダウンロード販売中。
https://bit.ly/2KuSEoq
2018年７月4日
