【後編】会話をスムーズに続けるコツ

前回、
「会話をスムーズに続けるコツ」の前編として
相手に興味を持ち、事前準備をすること、
また、
その際の注意点についてお伝えしました。

こちらをご覧になった
建設会社にお勤めのSさんから
感想をいただきました。
ご本人から許可をいただきましたので、
ご紹介します。

====(ここから)

「相手に興味を持つ」
学生の頃、予習についていろいろと
学校の先生に言われましたが、
社会人になってから、全てのことに
段取りの大切さを痛感しています。

工事現場では
「段取り8割」とよく言いますが、
今回の矢野さんのお話で
どこの業界も同じであることがわかりました。

=====(ここまで)

「段取り8割」。まさにそのとおりですね。
メールありがとうございました。

今回は、前回に引き続き
会話をスムーズに続けるための
もう1つのコツをお伝えします。

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質問を使い分ける
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会話をスムーズに続けるための
もう1つのコツは、
クローズドクエスチョンと
オープンクエスチョンを使い分けること

クローズドクエスチョンとは、
YESかNOかなど、回答が限定される質問です。

オープンクエスチョンとは、
自由に回答できる質問です。

たとえば
「チョコレートは好きですか」
という質問はクローズドクエスチョンで、
「お菓子の中では何が好きですか」
という質問はオープンクエスチョンです。

クローズドクエスチョンは、
すぐに答えられるため、
会話の出だしに使うと
テンポよく話を進めることができます。

拙著
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一分で一生の信頼を勝ち取る法』


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でも、クローズドクエスチョンを使い、
講演会の最初の一分間で
聴衆との距離を縮めるテクニックを
紹介しています。

クローズドクエスチョンを続けて、
慣れてきたところで
オープンクエスチョンを混ぜていくと、
相手が思っていること、伝えたいことを
うまく引き出すことができます。

これから年末にかけて、
飲み会や大勢での会食が増える時期です。
こうしたシーンで
相手にどう気持ちよく話していただき、
場を盛り上げるか?

まずは前回ご紹介した
「相手に興味を持ち、事前準備をすること」と
今回ご紹介した「クローズドクエスチョン・
オープンクエスチョン」の
2つのスキルを使って、
そこから練習するのもおススメです。

この場合、事前準備として活用できるのが
相手のブログやSNSです。
今何に興味を持っていらっしゃるのか、
あらかじめチェックしておくといいでしょう。
ぜひ試してみてくださいね。

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2018年11月5日