オンラインで「こけし」になっていませんか?

10月23日(金)に発売となりました
拙著新刊『オンラインでの「伝え方」 
 ココが違います!』


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おかげさまで、
Amazonでは一時在庫切れとなるほど
大きな反響をいただいております。
ありがとうございます。

しかし、先日
「あぁ、本書を出すのが遅かった…」
と感じる残念なニュースがありました。

こちらの日本経済新聞の記事をご覧ください。
https://s.nikkei.com/3kt0XyZ

この記者会見で3人が並んだ写真を見て、
どう感じますか?

出典:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65411600T21C20A0MM8000/


Twitterでは、こんなコメントがついていました。
「遺影かと」。
残念ながら、当然とも言える反応です。

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「こけし」ではなく「台形」で
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このニュースは、業界最大手の企業が、
初めて社外から外国人の経営トップを招く
にあたり記者会見をしたという内容を
伝えています。

今回は、オンラインとリアルを同時に使う
ハイブリッド形式での記者会見でした。

このような
オンラインとリアルの両方を使う形式は、
現在、講演会やセミナー、学会などで
多くみられるようになりました。
今後ますます増えていくでしょう。

今回問題にしたいのは、
会見の内容ではありません。
オンラインで会見に参加した
次期社長の映り方です。

画面の上部に空間があきすぎ、
肩下までしか映っていません。
これでは「こけし」の状態。
木製の人形玩具の「こけし」です。

オンラインで「こけし」で映ると、
自信がなさそうに見えてしまいます。
せっかくいい発言をしても
その良さは伝わりません。

オンラインでの映り方は、
「台形バストショット」が正解。

画面の上部を程よくあけ、
肘を張って台形になるように映るのです。
こうすることで、
相手から見て自信を持っている人に伝わります。
(詳しくは拙著でイラスト付きで解説
 しています。参考になさってください。)

今回はさらに、両端のお二人は立ち、
次期社長は座って「こけし」という
目線の高さの違いもマイナスポイントでした。

こうした「オンラインでの伝え方」の新常識。
早く広めなければ、
従来得ていた信頼までも失いかねない。
今、私は、そんな危惧を抱いています。

時代はオンラインにシフトしている最中です。
まず、あなたからオンラインの「新常識」を
少しずつ試してみてください。

「新常識」を取り入れてコミュニケーションを
とる人が過半数を超えたとき、
時代が完全に変わるのです。

このブログをお読みいただいているあなたは、
時代の変化にいち早く気づいた人です。
周りの人たちより先に
オンライン特有のコミュニケーションを
自分のものにすると、活躍の場が広がります。

ぜひイノベーターとして
世界をリードしてください。


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 話し方のスキルを学びましょう。
 繰り返し見ることで、学びが定着します。

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2020年11月2日