オンラインで自然な笑顔になる方法

新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、
ご存じのように
政府はテレワークの推進に力を入れています。

先月も西村康稔経済再生担当大臣は
経済団体に出勤者の7割減を求めるとともに、
企業ごとの取り組みを
積極的に公表するよう求めました。

東京都の調査によると、
都内企業(従業員30人以上)の
テレワーク導入率は、
2回目の緊急事態宣言下の今年3月前半には
59.0%に上りました。

同じ調査で
去年3月のテレワーク導入率は24.0%。
この1年でテレワークが2倍以上に
浸透しています。

実際、
オンラインでのコミュニケーションにも
慣れてきたという方が
多いのではないでしょうか。

しかし、「なかなか慣れない」「難しい」
という声が多いのが、
オンラインで話をするときの
目線の使い方です。

オンラインでは
リアルとは違う目線の使い方が必要で、
拙著でもご紹介いたしました。

今日は拙著でご紹介した方法をアレンジした
とてもいい方法を読者から
報告いただきましたので、
シェアしますね。

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ミラーニューロンの働きを利用しよう
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オンラインで話をするとき、
カメラ映りを気にして画面に映った自分を
見てしまいがちですが、これはNG。

オンラインのときの目線の正解は、
カメラ目線です。

拙著『オンラインでの「伝え方」
 ココが違います!』(すばる舎)では、
このカメラ目線が
違和感なくできるようになる方法や
相手が目の前にいなくても自然な笑顔を作れる
方法をいくつかお伝えしています。

その一つがカメラのレンズ近くに
家族や友人の笑顔の写真など、
見ると自然と笑顔になれる写真を貼ること。

人間には他人の行動を見ると
自分自身も同じ行動をとっているかのように
反応する神経細胞
「ミラーニューロン」が備わっているのです。

この働きにより、無意識に目の前の出来事を
真似たり共感したりします。
その力を使いましょう。

憧れの人の写真や
ペットの写真でも何でもいいのです。

拙著を読んでくださった読者のGさんが
Twitterで、
ご自分が自然な笑顔になれる方法を
アップしてくださっていました。

それは「ゴリラ」!
カメラのレンズの先に
くりっとした目がかわいい
ゴリラのぬいぐるみを
置いているのです。

ご本人の許可をいただきましたので、
ツイートを共有すると

「読んでいたら、Webカメラの先に
 自分の笑顔の写真を貼っておけば、
 Zoomでカメラ目線となり表情も自然になる
 といった神アドバイスを発見。

 さっそく試してみようと笑顔の写真を
 捜索したもののまったく存在せず。
 仕方ないので代わりを配置」

こちらが実際の写真です。
確かに笑顔になれそう!
書籍を読んで、
オリジナルの工夫をしてくださって感激です。

Gさん、ご紹介ありがとうございました。

あなたも自分が笑顔になれるアイテムを
探してカメラの近くに置いてみてくださいね。
オンラインでのコミュニケーションが
スムーズになりますよ。

 

★オンラインでの伝え方を
コロナ禍の世界のリーダーのスピーチから
学びましょう。

『有事をチャンスに変える
 リーダーズスピーチ』
https://bit.ly/3gzDz1M


2021年6月14日