2023年も残りわずかとなり、
「ユーキャン新語・流行語大賞」や
「日経MJヒット商品番付」など、
今年1年を振り返るようなトピックスも
報道されています。
そんな中、読者のAさんから
メールをいただきました。
ご本人から許可をいただき
ご紹介します。
「アメリカを代表する英語辞典
『Merriam-Webster』が発表した
2023年のWord of the Year は、
authentic でした!
この言葉を聞くと、
どうしても矢野さんの顔が浮かびます(笑)」
ありがとうございます!
Authentic(オーセンティック)とは
「本物の」「正真正銘の」といった意味。
弊社の社名「オーセンティ」は、
このauthenticからとった造語です。
「本物だから信頼される」という
思いを込めました。
では、なぜ今「authentic」が
注目されているのでしょうか?
*******************************************
AIが台頭する時代に 求められる「本物」
*******************************************
米辞書出版大手のメリアム・ウェブスターは
設立が1800年代に遡る伝統ある出版社。
Word of the Yearは、2003年より始まり、
その年によく検索された言葉が選ばれます。
Aさんが紹介してくださった
メリアム・ウェブスターのページはこちら
記事によると、今年は
AIやセレブリティ文化、アイデンティティ、
ソーシャルメディアに関する話題での
検索件数が大幅に増加したとのこと。
世界的な歌手のサム・スミス氏や
テイラー・スウィフト氏などが
本物の声(authentic voice)や
本物の自己(authentic self)について
関心を寄せていたほか、
出典:https://www.universal-music.co.jp/taylor-swift/news/
X(旧Twitter)のオーナーである
イーロン・マスク氏が、
今年2月にドバイで開催された国際会議で
CEOや議員、閣僚などのリーダーに対し、
ソーシャルメディア上で
「speak authentically」することを
薦めたというニュースもありました。
出典:https://www.huffingtonpost.jp/autoblogjapan/elon-musk-tesla_b_7197608.html
Aさんによると、
「authenticはもともとギリシャ語起源で、
一般の英語ネイティブには
少々よそゆきの言葉。
例えば
日本人がカタカナ語を見聞きした時、
いまいちピンと来ず改めて辞書を調べる、
みたいな感覚」とのこと。
同記事でも、
authenticには、
「本物の」「偽物でない」といった以外に
「その人の人間性や精神、性格に忠実な」
など、いくつかの意味があり、
定義が難しいと述べています。
「AI の登場で、
『人間らしさとは何か、
自分らしさとは何か、
本物とは何か』という答えを追い求める人が
増えたのでは」と、Aさん。
「人間らしさとは何か、
自分らしさとは何か、
本物とは何か」
2024年に向けて、
私も改めて考えてみるきっかけとなりました。
Aさん、貴重な情報ありがとうございました。
あなたも改めて
今の時代だからこその自分らしさについて
年末年始にでも考えてみてください。
★本物だから信頼される
コミュニケーション法を
マスターしましょう。
『ビジネスマンのための信頼を勝ち取る
コミュニケーションの法則』
https://bit.ly/4aCPKGD
2023年12月26日