「ちょっとひと言」の挨拶をナメてはいけない

いよいよ師走になりましたね。
年末年始は忘年会、新年会で
「ちょっとひと言お願いします」と
挨拶を頼まれる機会が多くなる時期です。

信頼を勝ち取るビジネスパーソンは、
この「ちょっとひと言」に
こだわりを持っています。

この挨拶ひとつで
自分の信用がワンランクアップするか、
または信用を失ってしまうかが決まる、
といっても過言ではないからです。

今回は年末年始に向けて
「ちょっとひと言」で信頼を高めるコツを
お伝えします。

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「ちょっとひと言」に必要な2つのスキル
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先日、某銀行様からの依頼で
顧客の方々に講演させていただきました。
ビジネスの現場で戦い続けている
ビジネスパーソン60人が
集まってくださいました。

講演では、
「ちょっとひと言挨拶」のときのコツと
話し方のフォーム(型)をお伝えしました。
そして実際に一人ずつ
ワークで実践していただいたのです。

さすがいつもビジネスの現場で
研ぎ澄まされた仕事をなさっている方々。
「何を話せばいいかわからない」という
話す内容そのものに困っている方は
いらっしゃいませんでした。

しかし、
「頭の中に漠然と考えがあるだけで、
実際に言葉として考えたり
書き出したりしたことはなかった」と
真剣にワークに取り組んでくださいました。

そして、講演の中でご紹介した
話し方のフォーム(型)の通りに
修正してくださいました。

「型に当てはめるだけで簡単なのに、
漠然と話すのとは迫力が全く違うし安心する」
「緊張しない」と
喜びの感想をいただきました。

おかげさまで主催者からも、
「毎回アンケートを取っているのですが、
満足度100%は初めてです。
素晴らしい講演会になりましたこと
心より御礼申し上げます」
という感謝の言葉をいただきました。

「ちょっとひと言」でも
人前でメッセージを発信する機会を
得たのであれば、
それを信頼につなげることを考えましょう。

自分の評価をアップさせるために
大切なポイントのひとつは
相手とテンポを合わせること。

つまり、相手の息を読むことです。

多くのビジネスパーソンは、
自分の都合、伝えたいことだけに集中して
コミュニケーションをとってしまいます。

これでは製品もサービスも売れませんし、
上司も部下も動きません。
政治家であれば民衆の心をつかめないし、
士業の方であれば顧問契約をとることも
難しくなります。

優秀な能力、技術がある方であっても、
自己表現をひとつ間違えれば、
全てが台無しになってしまう恐れが
あるのです。

相手が忙しいときに一方的に声をかけて
怒らせたりした経験はありませんか?

相手が内心話を切り上げたいと思っているのに
長々と話したりしたことはありませんか?

一度もそのような経験がない、
という方はこのメールを読む必要はありません。
しかし、誰しも一度や二度は
経験があるのではないでしょうか。

「師走」のこの時期にこのようなことをすると
相手の不信感は倍増してしまいますね。

そうならないように、
年内にぜひ自己対策をすすめて
いただきたいのです。

話を「間」でコントロールし
自分のペースに持っていくこと。

相手の身振り、手振り、声のトーンなどの
「非言語」を読み取ること。
これら2点が不可欠なのです。

そして
優秀なビジネスパーソンは、
この2点をほぼ間違いなくクリアしています。

心理学にのっとったアカデミックな手法だから
スキルとして身に付けることができるのです。

今日のメールでお伝えした内容を
今すぐ学びたいという方は
こちらの動画で学習することを
おすすめします。
https://bit.ly/2QJMXVX

年内に学び直して、
ご自身のビジネスコミュニケーションを
正しいものに仕立てていただけたら幸いです。

2018年12月11日