コンプレックスがある人ほどスピーチは上手くなる


スピーチが上手くなる方法の一つとして
有効なのが、
自分のスピーチを撮影することです。
私のセミナーやコンサルティングでも
おすすめしています。

それに対し、よくいただくのが
「自分で自分の映像を見るのは
恥ずかしい」という声です。
今回は、こうしたお悩みを解消する
ヒントをお伝えします。

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自己肯定感を高めるワークも一緒に行う
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あるクライアントのトレー二ングで、
スピーチの様子をビデオ撮影しました。
それを見ながら練習する方法を
お伝えしたところ、
後日、以下のようなメールが届きました。

(ご本人より許可をいただいております)

====(ここから)

ビデオの確認は、恥ずかしいです。
自信のないときの哀れな姿を焼き付け、
繰り返さないようにします。
自尊心が低い傾向があり、悩んでいます。

それが災いしてしまうケースが多いので、
そこの強化が課題と改めて感じました。

今回も、沢山の気づきと
学びをありがとうございました!

====(ここまで)

「ビデオの確認は、恥ずかしい」
というのは正直なところですよね。
自分のビデオを見て「意外といいじゃん」と
思ってしまうと逆に危険信号です。
(これに関しては
私自身も失敗談があるのですが、
その話はまたあらためて…)

この方は、
自尊心が低いという自覚がある
ということでした。

コンプレックスは誰にでもあるもの。
コンプレックスがあるからこそ、
もっとこうなりたいという
向上心が生まれてくると言えます。

ですが、実は
スピーチを含めた自己表現スキルと
自己肯定感の高さとは相関があります。

ですから、
私のスピーチトレーニングでは、
スキルのトレーニングとともに
心理学に基づいた自己肯定感や自尊心を
高めるワークも同時に行います。

すると、もともとコンプレックスがある人ほど
スピーチ上達が早く、
その成長幅も大きいように
私は実感しています。

これが心理学を根幹にした
スピーチトレーニングの利点のひとつです。

自信があるから堂々と話せるのか、
堂々と話せるから自信がでてくるのか。

「鶏が先か卵が先か」という問題のように、
どちらが先かは一概には言えませんが、
関係があるのは事実なのです。

皆さんもスピーチのトレーニングと一緒に
自信を高めるワークも行うと
上達が早いですよ。
ぜひお試しください。

★自己表現の正しい知識を身につけましょう。
 理論から実践まで
 やるべきステップを学べます。
https://bit.ly/2zIZlvf

2019年9月1日