矢野香について

矢野香 ブログ 始めます

これまで何度も、
お会いした方々から
「矢野さん、ブログしてないんですか?」
と尋ねられていた私。
公共放送 (NHK) でお仕事をしている立場上、
公的発言と個人的発言が混同しがちなブログは控えておりました。
しかし、、、
twitter、facebookと次々と新しいものが登場し、
個人がメディア化している現在。
ブログを持っていないことは、
皆様と繋がることのできるせっかくのチャンスを無駄にしている気がしました。
というわけで、、、
職場の上司に、ブログを書く上での規定を確認しました。
そして、
本日より 、 矢野香 ブログ 始めますビックリマーク
NHKキャスターとしての仕事とは無関係の矢野香個人のブログです。
正統派スピーチ・アドバイザー(R)としてのブログです、
フリーのスピーチアドバイザー
としてのお仕事で気がついたことなどを
記事にしていく予定です。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします
信頼されるエグゼクティブのためのメディアトレーニングのコツ-NHKニュースアナウンサー矢野香


はじめまして

はじめまして。
「正統派スピーチ・アドバイザー(R)矢野 香です。
信頼されるエグゼクティブのためのメディアトレーニングのコツ-NHKニュースアナウンサー矢野香
沢山あるブログの中から、私のブログに辿りついてくださった
このご縁に感謝致します。
ありがとうございます。
私が、このブログやセミナー・講演など様々な活動を通して皆様にお伝えたいことは、
「公共と民間では、ふさわしい話し方が違う」
ということです。
私は公共放送NHKでニュースを担当して15年目になりました。
しかし、一度、民間放送局に引き抜かれ移籍したことがあります。
そこでは何をやってもアナウンサーとして認められず
(このあたりはプロフィールを読んでいただけると、詳しく書いております。)
民放をわずか半年で辞めて、NHKに逃げ帰りました。
自分の何がダメだったのか、自分に何が足りなかったのか。
NHKに戻ってからも民放での失敗の原因を模索していく中で、
「民間放送と公共放送では好まれる表現が違う」
と気がついたのです。
その後、NHKで公共放送であることを意識したキャスターワークを続け、
お陰さまで、担当していたニュース番組が視聴率20パーセント越えを何度も記録いたしました。
もちろんこれは私だけの力ではありません。
番組制作に関わっていたNHK職員・スタッフ全員の一流の仕事の結果、
何より見てくださった視聴者の皆様のおかげ、
そして、運もあったことでしょう。
しかし、当時私がキャスターとして画面の中でアナウンスをする時に
自分の役割の中で何を心がけていたかというと、
「公共放送だからこそのアナウンス表現を極める」
ということでした。
あれから10年あまり、公共放送で好まれるアナウンス表現を続け、
全国でも同期のキャスターが数少なくなっている中、
37歳の今も現役でニュースを担当させていただいております。
さらに
自分の中で見えてきた「公共にふさわしい話し方」を
一般の皆様にもお伝えできるような形にすることを目標とし、大学院に社会人入学。
心理学の分野から、話し方が相手に与える印象形成について学び、
アナウンサーとしての私の経験則を、
具体的なノウハウとしてまとめることができました。
そして私のこのスキルを「正統派スピーチ(R)と名付けたのです。
アメーバ「正統派スピーチ(R)とは、
テレビ局でいうと、民放ではなく、
NHKの話し方です。
アメーバ「正統派スピーチ(R)とは、
人前で話すことが得意で、エンターティメント性のある方向けではなく、
どちらかというと真面目で、面白みのない方に向いている話し方です。
アメーバ「正統派スピーチ(R)とは、
面白おかしく相手を笑わせるのではなく、
淡々と話し信頼性・確実性を訴え、
聞いている相手の心に感動の余韻を残すことができる表現です。
アメーバ「正統派スピーチ(R)とは、
聞いている相手に「信頼」「誠実」という印象を与えることができる
公共向けの話し方です。
そういう面がこれまで
政治家の先生方、企業や学校の経営者の皆様、
著者の先生方、医師、弁護士など士業の先生方に受け入れていただき、
トレーニングをさせていただきました。
お陰さまで皆様に「驚き」「納得」をもって喜んでいただいております。
一言 「話し方」と言っても、
公共と民間では、まったく似て非なる別物なのです。
茶道に、表千家や裏千家があるように、
日本舞踊に、藤間流や花柳流があるように
スピーチにも公共向き民間向きがあるのです。
この公共と民間の使い分けはいくつかのパータンが考えられます。
まず「お仕事の公共性」。
公務員など公共性の高い職場にお勤めで、
お仕事の肩書き自体が他の方に比べて公的な方には、
もちろん「正統派スピーチ(R)がお勧めです。
つぎに「個人の中の公私」。
個人の中にも「公共」と「民間」があります。
公私混同するという場合に使う、あの「公」と「私」です。
「社長」など社会的役割の
公の立場でスピーチをするときは
「正統派スピーチ(R)
「父親」などのプライベートの私の立場でスピーチをするときは、
面白おかしい民放流のスピーチも良いでしょう。

「自分は表現下手だ」
「自分はスピーチが苦手だ」
「自分は人前では認められない」
と思っていらっしゃる、あなた。
あなたが今スピーチが上手くいっていないのは、
公共と民間の使い分けを意識していないせいかもしれません。
その姿は、民放で認められずにもがいていた昔の私なのです。
私はあなたを救いたいのです。
公的と民間。
どちらが優れていて、どちらが劣っているという話を
しているわけではありません。

「適材適所」という言葉があるように、
その人にあった、その人にふさわしい話し方

がある、ということです。
いま、世間一般的には、
明るく楽しくジョークを言ったりして
相手を笑わせながら話すスピーチ、
強調して感情を出してハイテンションのスピーチ、
テレビ局でいうと民放のようなスピーチが
「上手いスピーチ」とされる傾向があります。
しかし、
あなたが過去に他人から
「真面目」
「堅い」
「面白くない」
と言われたことがあるならば、
テレビ局でいうとNHKのようなスピーチ
「正統派スピーチ(R)の方が
自分に無理なく出来、
上達も早く、
聞き手からも信頼を得て、
結果、他人から認められ、大勢の中から選ばれるのです。
正統派スピーチが向いている人は、
その性格ゆえに「話し下手」と思われることが多い「スピーチ弱者」です。
自分の考え・思いをうまく伝えられないというだけで
その人の価値まで認められていない。
「上手いスピーチ」をする人の方が、人間として価値があるのでしょうか?
そんなことはありません。
真面目な人の価値を伝えるスピーチ。
真面目な人にしかできない信頼されるスピーチ。
それが「正統派スピーチ」です。
最後に、
いままで公共放送の卵の殻で守られていた私も、
今後、民間の世界へ入ることを計画しています。
もっと、もっと多くの方に、この「正統派スピーチ(R)をお伝えすべく
起業も視野に準備中です。
ぜひ、民間の大海原にこぎ出す矢野香にいろいろと道案内していただければ、
とても力強く、嬉しい限りです。
どうぞよろしくお願いいたします。
長文お付き合いいただき、ありがとうございました。
日々のブログもどうぞよろしくお願いいたします。

オーセンティ 代表 矢野 香
アメーバ私、矢野香について、プロフィールはこちら からご覧いただけます。
(長くなったので分けてあります。)