化学製品卸売会社 代表取締役 M氏
個別トレーニング&顧問コンサルティング実践者へのインタビュー
化学製品卸売会社 代表取締役 M氏
目次
1.社長就任後に経験したスピーチの失敗
-個別トレーニングを受けようと思ったきっかけや期待をお聞かせください。
私は14年前から弊社に在籍していました。
先代社長の父より3年前に事業継承し代表取締役に就任しました。
売り上げは安定していますし、経営はちゃんと出来ているのです
が今のままでは今後の広がりがないと漠然と考えていました。
気持ちはあるのに言葉にならないもどかしさを感じることが
ありました。
社長になったタイミングで、自分がどんなことを考えており、
どんなことをしたいのか言葉にして喋れるようになりたい
と思ったのです。
商社ということもあり、お客さまや取引しているメーカーに質の高い仕事をコツコツやっていることをもっと理解して欲しい気持ちがありました。
でもうまく言葉に繋がらないと言いますか神経で繋がってこないような感覚がありました。
実は社長就任後に、一度大きな失敗をしたことがあります。
矢野さんの個別トレーニングを受けるきっかけのひとつです。
メーカー主催の交流会で、スピーチをしたときにやらかしてしまいました。
若手の実務者が交流する場でした。
40歳のときでしたね。
「社長に就任されたことですし、締めの挨拶をやってください」
と当日に突然言われました。
結果はガタガタでひどいものです。
弊社の社員も来ていたのでがっかりしたことでしょう。
参加していたメーカーも「あれ?」というイメージを持たれたと思います。
すごく悔しかったですね。
このままではダメだと思い、話し方の指導をしてくれる人を探し始めたのがきっかけです。
-矢野香の個別トレーニングは、どのように知りましたか?
最初はインターネットで見つけました。
矢野さんのホームページにたどりついた時、「NHK式」というキーワードでズバっときました。
NHK大好きなんです。
NHKのちゃんとしている感と言いますか民放にはないような感じもあっていいなと思いました。
その直前に、矢野さんの著書『その話し方では軽すぎます!』を読んだことも影響しているかもしれません。
-矢野香以外のスピーチや話し方指導者を探しましたか?
はい。インターネットでいろいろ探しました。
「コーチング」のキーワードでも探しましたしね。
どこかのセミナーで知った会社の方なのですが、あるコーチングの人にお願いしようかと思ったときもあったのですが、何かが違うなと。
気持ちや言いたいことが伝わればいいとその頃は思っていたからです。
矢野さんのホームページの中で、「拙くても伝わるスピーチがあります」というような意味のキーワードを見かけたような覚えがあります。
それが強く印象に残っていて、
「やりたかったのはこれだ!華やかに喋ったり場を盛り上げたりということよりも、伝えたいことがちゃんと伝えられるようになることだ」
ホームページからそう感じられたので矢野さんを選びました。
―口数も多くお話好きにお見受けしますが、実際はいかがなものでしょうか?
実は小心者なのです(笑)。
人前で話すスピーチのようなオフィシャルの場面になると、緊張します。
以前は目上の人に対して気後れしがちでした。
取引先の社長や年配の方、自分よりもスキルが優れていると思われる人たちに対して気後れしていました。
「僕が考えていることなんて」とか「僕が喋ったって」みたいなことが頭に思い浮かぶのです。
それでついつい話すのを止めてしまう。
その人に従ってしまうわけではないのですが、遠慮してしまう感じです。
入社時は30歳ぐらいでしたが、親父が当時社長で自分は主任でした。
失敗してもまだ主任ですし親父が許してくれる、ケツ拭いてくれるだろうという気持ちがあり、
仕事を思い切ってすすめられるところがありました。
2015年までそんな感じでやっていたのですが、社長になった途端にプレッシャーを感じ
自分が空回りしていると感じ始めていました。
自意識過剰だと思うのですが「社長にふさわしく」のような変な気持ちになり始めました。
2.信用していた社員が半年で辞めてしまった
-社長になったことで社員に何か変化が起きたのですか?
ひとつ大きなことが起こりました。
信用していた社員が半年で会社を辞めてしまったのです。
かわいがっていた部下で、一緒に7~8年間頑張っていた社員でした。
私が社長になれば、周りの人も当然彼が私の右腕になるはずだと思い込んでいたような社員です。
周りの社員を含めた関係者が皆ザワつくわけですよ。
「あなたについていけなくなったということだよね」
と思われただろうし、実際にそうだと思います。
彼が辞めるまでは気持ちを込めて社員に伝えれば何でも伝わると思い込んでいました。
でもそうではない。
受け手によってはプレッシャーになってしまうこともある。
そう気づいたときでした。
自分の言葉に自信がもてなくなりそうでした。
社員に対して「もうひと言」を言えなくなってしまいました。
「私、そんな話聞いてないですけど」と、食って掛かられたこともあります。
無意識ですが自己表現が変わってしまったと思います。
「社長らしくしなきゃ」みたいに勝手にプレッシャーを感じ、潰れていく感じでした。
「そんなつもりで喋ったわけじゃないのに何で?」という思いが日増しに強くなり、
「ちゃんと伝えたい」「伝えるスキルを身に付けたい」と強く思いました。
3.衝撃を受けた「自己呈示」というキーワード
-個別トレーニングを受ける前に不安はありませんでしたか?
矢野さんとの相性が悪かったらどうしようということですね。
でもそれは初めて会う人だから矢野さんでなくとも同じように湧く不安だと思います。
あとは弊社に矢野さんが来られたら困ると思っていたのでそこは質問したように思います。
社員にスピーチ(話し方)の個別トレーニングを受けることを知られたくありませんでしたから。
実は、個別トレーニングを申し込んだ後なのですが、矢野さんを見に行ったことがあります。
茅場町で、矢野さんがゲストで呼ばれてお話される一般募集のセミナーを何かで聞きましてね。
それだったら「一回矢野さんはどんな方か見てみよう、お会いしてみよう」と考えました。
矢野さんに声はかけませんでしたよ。
いきなり初めましてというのは緊張するから、自分だけは見ておこうと思いましてね(笑)
そのセミナーで衝撃を受けた言葉があります。
「自己呈示」というキーワードです。
自分をどう見せるかを全部計算する。
自分の中で用意をしておくことが大事という内容だったのですが、それを聞いてびっくりしました。
それまでの私は自分をすべて出していましたから。
オープンにしていればみんな懐をひらいてくれると思い込んでいたのです。
自分が最高責任者ではないときはそれでもよかったのかもしれませんけどね。
でも最高責任者になるとやっぱりちょっと・・・。
全てオープンにする「自己開示」では、なんでもうまくいくわけではないですしね。
言いにくいことも言わなければならないし、もう少し戦略的に動くというか自分で自分をどう見せるかをプロデュースしたいみたいなことを考えていたから心に響いたのかもしれません。
私のオープンマインドは、父の影響を受けていました。
「オープンでコツコツやればいいことがある」
「隠し立てするのはよくない」
祖父が会社を作り、親父は二代目として30年社長としてやっていたものですから、
自分もそのやり方でいいと思い込んでいました。
「自己呈示」という自分の見せる面をコントロールするという発想がありませんでした。
矢野さんのセミナーを受講してみて、益々個別トレーニングの日が楽しみになりましたよ。
-個別トレーニングの様子を聞かせてください。
経営者という肩書にふさわしい話し方、私個人のとしての印象についてどうするのかという作戦をたてるところから始まりました」
私が周りの人にどう見られるようにするのかという矢野さん専門の心理学の分野の考え方だそうです。
具体的には「親しみやすさ」「活動性」「信頼性」のうち自分がどの印象を他者に与えたいかを決めていきます。
救われたことは、私は強いリーダーシップ的なものは求めていませんでした。
元々の自分の性格である親しみやすさだけでそれまでは自己表現していました。
そこで「信頼性」を与える話し方を中心にトレーニングしました。これが出来るようになりましょうということになりました。
矢野さん曰く『あとは「代表取締役」という肩書きが勝手に印象を作っていってくれる』ということでした。
この一連の指導は、その場のノリで「みんな行こうぜ!」という部活動的な雰囲気で人を動かしていた自分を卒業し、薄っぺらさを消して奥行を出していこうということではないかと解釈しています。
印象戦略をとことん突き詰めていきましたね。
4.自分が伝えたいことが伝えられるようになるはず
-個別トレーニング&顧問コンサルティングを2年以上継続している理由はどのようなものですか?
個別トレーニングを受ければ受けるほど、もっともっと自分の可能性を知りたいと思うようになったのがその理由です。
個別トレーニングを4回、5回・・・とリピートし、やがて毎月お願いしたいと思うようになり顧問コンサルティングに移行しました。
3回だけでおしまいにしたら元の自分に戻ると思ったのです。
もっと自分の中に蓄積していきたいという気持ちが強くありました。
私も最初は混乱していました。
教わっていることは必要だとわかっているのに腹落ちできていない感じもありましてね。
そんな心中で続けているうちに、少しずつ理解が形成されてじわじわと腹落ちしていく感じでした。
矢野さんの個別トレーニングは「自分が何者か?」を考えるところから始まりますから。
「何でそんなこと考えなきゃならないの?」と最初は思ってしまいました。
ところが矢野さんの質問に答えていく中で、次第に頭が整理され「自分がこうありたいんだ」「会社をこうしたいんだ」というところが具体的に言葉になっていくのです。
それを人前で話す。
話したことがちょっとずつ変化を生んでいるのではないかと思うんです。
アウトプットしたから変わっていくのかもしれませんね。
個別トレーニングを続けていくことで
「自分が伝えたいことが伝えられるようになるはず。きっとなる。」
と思えたので続けたのだと思います。
この先に何かがあると思えました。
それから教えてくださるテーマを毎回替えてくれたこともトレーニングを続けている理由のひとつです。
トレーニングを受けると毎回新しい気付きがあるのです。
新しいことを教えてもらえる楽しみもありました。
5.スピーチのおかげで、この会の格が上がりました
-スピーチ本番のときのお話も聞かせてください。
2年間、矢野さんからのトレーニングを受け続けた後、
自分にとって大きな舞台でスピーチをする機会が訪れました。
長年続いている銀行主催のマネジメントスクール卒業パーティーの代表者スピーチです。
若手経営者が1年間学ぶ研修です。
1グループに7人いて、9グループだから70人くらいの前ですね。その他に銀行の社長(頭取)以下、役員、支店長クラスが総勢20名程度いたと思います。
卒業パーティーは他のグループの人も多いので本当にちゃんとできるか不安はありましたね。
でも本番は、矢野さんに教わっていた『「間」の取り方』や『「 」(カギかっこ)で話す』
ということを心掛けて語りました。
視線の配り方も教わったとおりにやりました。
最初は緊張しましたが、次第に調子が上がっていく手ごたえを感じました。
声が上擦らなくなったというか、息が吸えるようになりましたね。
上滑りしている感はなかったので、言いたいことは言えたという感覚がありました。
-スピーチを聞いていた方々の反応はどうでしたか?
大絶賛でした。
主催者の銀行の人にすごく嬉しいことを言われました。
「あなたのスピーチのおかげで、この会の格が上がりました」
と言ってもらえました。
それにスピーチの前と後で、聞いていた人たちの対応がすごく変わりましたね。
スピーチ後に各テーブルに挨拶にまわったのですが
「すごく良かったですよ」「感動しました」「気持ちがすごく伝わってきました」
と言われました。
立食パーティーにもかかわらず私に椅子を持ってきてくれる人が現れたりね。
ステイタスが上がる雰囲気を感じました。
矢野さんの個別トレーニング指導を受けないであの場でスピーチすることはありえないです。
もしノリで引き受けたとしても何を話していいのか考えられないですし、皆を惹き付ける話ができる可能性はゼロでした。
それは間違いないです。
6.2年間のスピーチの個別トレーニングで得られた財産
-2年間、個別トレーニングを受けたことで、他に何か変化を実感できたところはありますか?
偉い人や年上の人に対して気後れしなくなりました。
今までは「3代目でしょう」「どうせ親父から継いだんでしょう」という目で見られていると勝手に感じていました。
今はそれが「いや自分は自分です」と思えるようになりましたね。
先日、取引先のメーカーの上席が集まる特約店の会合がありました。
そのパーティーでメーカーの重役の方から「以前と変わったね」と言われましたよ。
以前はメーカーから聞かれたことに対して答えられないこともありました。
今はちゃんと答えられるし、こちらから質問をすることも増えました。
自信がなかったのが、今の自分はこれでいいのだと思えるようにもなりました。
「私は代表取締役である」「私は社員のことを考えて仕事をしている」
そんなアファメーションを矢野さんと一緒に行い、自分の気持ちを変えられたのだと思います。
言葉の使い方が全く変わったと思います。
言葉を選び、今自分がこれを言ったら相手がどう思うかみたいなことを考えるようになりましたね。
以前は反射的に話しをしていましたから。
自分がこう言えば相手はきっとこう返してくれる。
そんなやり取りをしている感じが楽しくなってきました。
コミュニケーション面でも大きな変化があります。
パーティーの場で、積極的にキーマンと話をするようになりました。
気持ちが負けないようになったからできることです。
2年間、個別トレーニングを受けている効果は大きいです。
話し方の訓練をする人なんていないじゃないですか。
それだけに自信に結びつきやすいのだと思います。
これからの目標ですが、一分間拍手が鳴りやまないスピーチをしてみたくなりました。
趣味で音楽をやっていることもあるのかもしれませんが、上手くなれば上手くなるほど見えない世界がどんどん見えてくるのです。
話し方の上手い人はプロも含めて多くいますが、そんな世界を知ってしまうと近づいてみたいという気持ちになります。
自分を冷静に見られますし、
「あ!伝わっているな」という手応えが、独りよがりじゃないものになると思いますね。
-矢野香の指導全体の印象を聞かせてください。
そんなにトレーニングが厳しいというイメージを私は持っていません。
個別トレーニング中、自分が発したキーワードを、ここでまた持ってくるんだと思うようなことが多くありました。
指導の最後に、冒頭に話したキーワードを矢野さんがもう一度持ち出して教えてくれることがあります。
それを聞いた時、矢野さんの中では『あなたにはこれを伝えよう』というものが
本当はあったのだなと思えます。
納得のいくように教えてくれる。
そんな一貫性を感じます。
7.自分が何者か、どうしたいのかを整理するところから全ては始まる
-個別トレーニングを受けるようになってマインドの変化が大きいようですが、それはなぜでしょうか?
それは矢野さんが私の考えていることを整理して言語化してくれるからでしょう。
先程もお話しましたが自分が何者か、どうしたいのかを整理してくれるところから始まりますから。
すると自分の中にある根っこにあるものを見たような気持ちになるのです。
矢野さんはその根っこを変えてもいいですよと教えてくれます。
自分の中で伝えるべきテーマが決まってきたら、根っこをちょっと変える。
本当にベースにあるものは変えないけれど、積み上げていくものは他のものに変える。
今年のテーマ、3年間のテーマ・・・みたいに移りゆくものに合わせればいいと教えてくれます。
自分の考え方を整理した上で、言葉の使い方やどうやって伝えるかをトレーニングしてくれます。
話し方のテクニックと気持ちの持ち方だけ教えてもらっても、今の私のようにマインドセットできないと思います。
私の考えの基礎となるものをしっかり見つめさせてくれるところは心の変化に大きく影響しているのではないかと思います。
トレーニングを受けているときに考えることは僕にとっては頭の整理になる時間です。
日々の仕事に追われている中で、改めて問われないとそんな自分の根っこにあるようなことを考えないですよね。
強引にでも時間を作り、出来る環境に身を置くしかないでしょう。
嫌なとこ掘るなぁみたいな時もあります。
でも経営者には必要なプロセスだと私は思います。
8.スピーチの個別トレーニングは売上げアップにつながったのか?
-御社の売上アップにはスピーチのトレーニングは影響を与えていますか?
はい。売上は15%くらい上がりましたね。
年頭に「今年はコミュニケーションを大事にする年にしよう」と社員に話しました。
ものづくりをしていない私たち(商社)の価値をお客さまに感じていただくには、お客さまが欲しい情報をタイムリーに伝える。
そのためにはお客さま、メーカーなど取引先とのコミュニケーションを通じて必要な情報をお互い交換できることが大事ということを話しました。
そんなコミュニケーションが社外・社内の人ととれるようにしようと思ったのです。
商社にとっては生命線です。
実現するには社内の雰囲気が良くないといけませんよね。
社員のみんなも言葉をすごく丁寧に使うようになっている気がします。
9.私も変わり社員も変わりマネジメントも変わった
-社員に投げかける言葉も矢野香の指導を受けたことで変わったということですか?
はい。そうです。
私も変わりましたが社員も変わりました。
言葉を選んで喋れるようになりましたから。
以前は社員を励ます言葉も
「お前頑張れよ」「早くやれよ」「やればできるんだから大丈夫」「信頼しているから任せるよ」
というような言葉しか投げかけられませんでした。
でも今は違います。
具体的に、「あなたのここは本当によくやっている」「でもここに対しては私が求めているものと違う」
「そのギャップを埋める努力をして欲しい」というようなことを伝えられるようになりました。
具体的に何をすればいいかは事務のトップから話しをしてもらうときもあります。
そんな言葉遣い、心遣いができるようになりました。
野球に例えるなら、昔は来たボールをただ打つことしかできなかったのが、今は配球を読んで打つことができるようになった。
そんなイメージかもしれませんね。
私も変わり社員も変わりマネジメントも変わったということです。
10.経営者にだけ見えているものを語り、社員についてきてもらうことができるようになる世界
-矢野香の個別トレーニングはどのような人たちにおすすめしますか?
「本物」を知りたい人におすすめします。
自分の本当のことを喋りたい人や、自分の気持ち、心から出てくる言葉を拾いたいと思っている人にもおすすめします。
経営の軸が分からないで経営すると会社が変な方向に向かってしまうと思うのです。
自分はどういう経営者であり、どういうスタイルで経営していくのか。
言葉でハッキリ語れるようになりますよ。
それから「伝わらない時」もわかるようになります。
相手が頷(うなず)いているけれどわかってないだろうなというのもわかるようになります。
経営者として人に伝えることは大事なので、そのツールを与えてもらえる。
伝え方をブラッシュアップできるので経営者はトレーニングを受けるべきだと思います。
派手に勢いでぐいぐい引き込むというものを求めている人には矢野さんは不向きだと思いますよ。
NHKが好きな私としてはそういうエンターテイメント的な話し方を求めていませんでしたから言えることですね。
矢野さんの教えてくれることは「スピーチ」というひと言では語れないように思います。
出来上がりはスピーチとしてアウトプットされるのかもしれませんがそうじゃない。
何と言いますか真髄を教えてもらおうと思う人におすすめですね。
ちょっとした話の中にもスピーチで作り込んだ言葉がするする入るようになります。
「スピーチ」という少しかしこまった感じで作っておくと、ちょっと聞かれたときなどにポロッと口から出ます。
思っていることが言葉にできるというのは本当にうれしいものです。
誰にも見えていないけれど経営者にだけ見えているものを語り、
社員についてきてもらうことができるようになる世界ですね。
私は自社の使命や、やりたいことを矢野さんと何度も話をして考えることが出来ています。
そこを深められる時間が自分にとって大きなものです。
経営者としても大切な時間だと思いますよ。
-貴重なお話をありがとうございました。