研修講師として
さらなるスキルのブラッシュアップ株式会社アニメートエンタープライズ 野津浩嗣氏
本人のお悩み 教育研修業界で21年、これまで2000回を超える講演や研修・セミナーを実施
その中で、本当にこのままでいいのだろうか、講師としてのスキルは向上しているのだろうか、より参加者の方に満足をしてもらうために何かできることはないだろうかと、2000回のカウントダウンが近づくにつれて焦りを感じていた。ご要望 講師としてのスキルのさらなるブラッシュアップ
1 スピーチに対する現状分析
実際にスピーチを行っていただいたり、スピーチを行っているときの映像を拝見話し方の癖、声、 表情、 しぐさ・ 動作などについて分析。
講師からみた問題点
- 全体的にレベルが高く問題はないが、さらなるレベルアップを図るのであれば
- 話すことが上手なゆえの「慣れ」や「軽さ」が表現されてしまっている
- ジェスチャーや姿勢など、身体非言語を活用していない
- もともと持っている声質に、柔らかさのイメージが無い
2 印象戦略の策定
もともとのお人柄から、「親しみやすさ」親近感は表現できているが、 2000回を超える実績にふさわしい
カリスマ講師としての威厳、信頼感をプラスすることをご提案。- 言語トレーニング
(接続詞、キーワードなど繰り返す言葉の選定 など) - 講師としてのジェスチャートレーニング
(立ち姿、マイクの使い方、板書の書き方、ポインターの使い方など) - ボイストレーニング
(イメージに合った声づくり、長時間話しても疲れない声体力づくり)
結 果
トレーニング後の1ヶ月で20回余り人前で話をする機会があり、随分修正できてきたと実感。参加者の方々のアンケート結果が以前より更に良くなっている。
ご本人の感想
2000回のカウントダウンが近づくにつれて焦りを感じていたとき、 たまたまあるイベントで同席した矢野さんにピーンと来るものがありました。
「ダイヤはダイヤでしか磨かれず、人は人でしか磨かれず、プロはプロでしか磨かれない。」の言葉どおり、この人しか私にダメ出しをしてくれる人はいないと思い、早速個人トレーニングをお願いしました。
まず、私の最近のセミナーを録画し、矢野さんに分析をして頂きました。後日その分析を基に、指摘を頂きましたが、20年間の染み付いた、どちらかというと楽をして付いた錆をゴシゴシと剥がされるようでした。全ての指摘はそのとおりと反論のすべもなく、声、話し方、身振り手振り、立ち方などを、まさに正統派スピーチ(R)コンサルタントとして、徹底的に斬られまくりました。
私にとって本当に大切な部分を指摘頂きました。一見上手そうに見える私の講師ぶりですが、プロの目から見ればボロボロです。
矢野さんの指摘は、長年培われた経験と印象心理学のデータに基づいたものですので、分かりやすく受け取ることができ、改善につながりました。また継続的に受けたくなるトレーニングです。