ご自分の話が 「スッキリと 腑に落ちて」 いますか?

先日のブログでは、講演会に出席者された方の「その後」についてご紹介しました。
今回はスピーチトレーニングをうけた方の「その後」についてです。
クライアントさんは30代の女性。
彼女は、仕事についてのプレゼンをする機会があり、
それに向けてのスピーチトレーニングを行いました。
トレーニング数日後に行われたプレゼンでは、見事入賞。
ご自身でも納得のいく結果を手に入れることができました。
その後、お手紙をいただきました。
ご本人の許可をいただいて、一部を紹介させていただきます。
「矢野さん
過日は大変お世話になりました。
きちんとお礼も言えず、ずい分経ってしまいました。

(中略)
今回プレゼンの結果は、90%矢野さんの指導のおかげだと 実は思っています。
そして、話し方でこんなに伝わることが変わるという結果が衝撃でした。
それに、話していてスッキリ自分も腑に落ちる感じというのが
初めての感覚でした。」

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人前に立って話すときは、この
「話していてスッキリ自分も腑に落ちている感じ」
がとても重要です。
話をしているうちに、自分でも
「あれ、、何を言いたかったんだっけ?」
と混乱してきたり、
「あ、時間があと5分しかない」
と考えたり、してしまってはいませんか?
混乱したまま人前に立つと、
それらはすべて聞き手に伝わってしまいます。

私がスピーチトレーニングを始める前に
かなりの分量をスピーチ「コンサルティング」に時間を割くのは
話し手に、自分自身でも納得できる感覚を見つけていただくためでもあります。
皆さんは人前に立つときに、
自分が何を伝えようとしているのか、明確にできていますか?


2回にわたってお客様の具体的な「その後」をご紹介してきました。
お二人からいただいた感謝の声に、ますます奮い立つ思いです。
「人前にでるのが楽になった」
「人前へでるのに自信がついた」

ご縁があって、私がスピーチトレーニングを行った方からの
一番多い感想です。
私もこうした意見をいただくのが一番嬉しく、
この仕事に対する感謝と誇りを感じる瞬間です。
なぜならば、
かつて私自身もトレーニング前の皆さんと同じ状態だったからです。
テレビやラジオでニュースを読むという行為に対して
ガチガチに緊張して、自信も無く、恐怖を感じて過ごしていました。
それらを克服すべく、思考錯誤をしながら私自身が行ってきた、
いえ、
今も行っているスピーチのノウハウをお伝えし、
昔の私と同じ思いでいる人たちを、微力ながら応援したい。
そういう思いでお仕事させていただいております。
皆様との出会いに感謝です。
【追記】
上記の「腑に落ちる」という表現は、
正しい日本語としては
「腑に落ちない」という表現になります。
ちなみに「腑」という漢字も放送ではつかいません。
今回は、いただいたお手紙原文に合わせて「腑に落ちる」と書かせていただきました。
また、そういう意味で「」をつけた表記にしております。
ご了承ください。