最も話し方がうまくなる方法は?


この夏、
「スピーチの苦手を克服する特別コンサル」
開催いたしました。

苦手科目を集中的に勉強する
学習塾の夏期講習のように、
人前で話すときに苦手に感じていることを
克服しようという特別企画です。

各回10人という少人数での
グループコンサル形式にいたしました。

メールマガジンをお読みくださっている方の優先予約で
すでに満席となってしまい、
一般告知をすることができませんでした。
申し訳ありません。

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今回の会場はこちら。

国会議事堂の向かいにある衆議院憲政記念館です。
一般の方にはあまりなじみがない場所ですが、
国会に関する企画展や常設展もあるんですよ。

入口には、「憲政の神」「議会政治の父」と呼ばれた
尾崎行雄氏の銅像があります。

第一回衆議院総選挙から連続25回当選、
明治23年から昭和28年まで63年間という
長期にわたって衆議院議員を務めた尾崎氏は、
その卓越した演説力でも評価されていました。

私が日ごろこの場所で
政治を志す方々にスピーチのご指導を
させていただいているご縁で、
ぜひ、皆さんにも
スピーチへの意識をより一層高めてもらいたいと、
この場所を選びました。

コンサルはおかげさまで大盛況となり、
私も皆さんの熱心さに感動しつつ、
振り返りをしているところです。

参加してくださった方のアンケートを読んでいると、
感想に「ひとつの共通点」がありました。

その「ひとつの共通点」には、
話し方をうまくするための秘密が隠されていたのです。

今回は、それを思い切ってご紹介しますね。
まずは特別コンサルに参加した方の声です。
※アンケートに記載された原文です。

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●中川麻美さん(IT関係)
また受講したいです。
今回のセミナーはとても楽しかったし、
勉強になりました。
他の人を見て学ぶことの重要性も感じました。
個人レッスンももちろんよいと思いますが、
異業種の方と悩みを共有することが
出来たことがよかったです。
ありがとうございました!

●N・Tさん (講師業)
一人ひとりの「目的」に合わせた具体的な指導。
それによる変化を自分も感じ、
人の指導を見ることもできて大変感銘を受けました。
ありがとうございました。

●R・Oさん (人事業務)
他の方のアドバイスもとても参考になりました。
他の企画もぜひ参加したいです。
矢野先生のアドバイスも的確で、
自分がどうすべきかのイメージが持てました。

●E・Sさん(トレーナー業)
今まで人前で話すことについて
何の疑問も持っていませんでした。
自分のことではなく皆さんの話を聞いても
参考になることがありました。
また参加したいです。

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さて、
この4人の感想に共通するものは何でしょう?
それは、

他人の指導を見ることも自分の学びになっている

というところです。

なぜ、
他の参加者が指導を受けている姿を見ているだけでも
自分の話し方がうまくなるのか?

それは、心理学で言う「モデリング効果」
というものが関係しています。

見本(モデル)そのものの動きや行動を見て
同じような行動をすることを
「モデリング」と言います。
人はモデリングにより、学習・成長するとされています。

例えば、赤ちゃんは母親のマネをして
言葉を覚え、成長しますよね。
わかりやすく言えばそれと同じです。

スピーチを学習しようと思ったら
モデリングは必須なのです。

上手な人の真似をするモデリングはもちろん必要です。

しかし、それ以上に
「他の人がうまくなる過程」を
観察する、モデリングする。

このことで自分も同じようにうまくなるのです。

私の研究室のデータで、
ハッキリとその効果がわかっています。

実は今回、あえて
グループでのコンサル形式を企画したのは
これが狙いでした。
参加した方々の話し方がうまくなる速度を
上げていくためだったのです。

このアンケートの数々を見て
皆さんも実感してくださったのだと
とても嬉しくなりました♪

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今回の1日講座を開催したことで
「次回開催はいつ?」
「もう一度指導を受けたい」
と多くの反響をいただきました。

私としては、夏休み特別企画、
1回限りの開催と考えていたため
ずっと迷っていました。

しかし、覚悟を決めました。
皆さんのお役に立てるのであれば、
引き続き1日講座を開催していこうと思います!

次回開催は10月18日(水)。
会場は大阪です。
ずっとリクエストをくださっていた
関西方面の皆様お待たせいたしました。
ぜひ予定を空けておいてくださいね。

次回からは、
更にバージョンアップした
グループでのコンサルとなりますのでお楽しみに。
あらためて詳細をご案内致します。

なお、すでに先行予約をしてくださっている方も
いらっしゃいます。
少人数制のため、満席の場合はご容赦ください。

スピーチ上達のために ディズニーが教えてくれたこと


先日、赤と金の素敵な装丁にひかれて
こんな本を手にしました。

『WALT DISNEY 夢をつかむ言葉』
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社監修
KADOKAWA刊


出典:https://www.amazon.co.jp/

https://www.amazon.co.jp/dp/4046014873

もちろん皆さんご存知のウォルト・ディズニー氏。
アニメーターであり、
ミッキーマウスの生みの親であり、
ウォルト・ディズニー社の創業者でもあります。

この本は、
エンターテインメント界に大きな足跡を残した
ウォルト・ディズニーの名言をまとめたものです。

どうして彼の生み出したものが
多くの人の心を動かすことができたのか。
その理由の一端が
彼の言葉にあったことを教えてくれる内容で、
興味深く読みました。

中でも一番私が感動したのは、この言葉。

「教養には、
その人が何を大切にして生きてきたのかが
表されているのです。」

この言葉に出会った時、
はっ、としました。

なぜなら
「教養」は、そのまま「スピーチ」に
置き換えることができると思ったからです。

「スピーチには、
その人が何を大切にして生きてきたのかが
表されているのです。」

自分が何を大切にして生きてきたのか
そのことを伝えることで
そこに、話し手の個性が表われ、
さらには説得力が出ます。

決して流暢とは言えないのに
不思議と引き込まれるという
スピーチを聞いた経験はありませんか。

言葉の巧みさよりも
ジャスチャーなど伝え方の巧みさよりも
話し手が、何を大切にして生きてきたのか。

それが伝わった時、
聴き手は
そのスピーチに心を動かされるのです。

あなたは
人生において何を大切にしてきましたか?
また、
今、何を大切にして生きていますか?

その答えは
あなた以外の誰も答えることができません。

ぜひ自らに問いかけ、考えてみてください。

スピーチがうまくなる特効薬ではありませんが、
この答えを見つけることで
あなたのスピーチは必ず変わります。

私も自分自身に問いかけてみようと思います。