人前で話す時に忘れてならない準備するべき備品とは?

8月に、兵庫県の教育委員会からご依頼をいただきまして
およそ1,000人の教職員の前で講演させていただきました。

教師が児童生徒、そして保護者から信頼されるための
話し方のコツをお話いたしました。

その講演の主催者と私とのやりとりの中で
印象深かったことがあるので
今日はシェアさせてください。

それは
「当日準備するべき備品」についてです。

 

講演の数日前に
担当の方からこんな質問がきました。

「当日準備すべき備品について教えてください」

それに対して私がお願いしたのは、
「ハンドマイク1本」のみでした。
手に持つタイプの普通のマイクです。

 

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このことについて
講演後、担当の方が

「正直言うと、
講演が始まる前はとても不安でした」

と、本音を打ち明けてくださいました。

 

通常の講演会では
プロジェクターとパワ―ポイントを使ったり、
資料を配布したり、
ホワイトボードを使ったりしながら
プレゼンを進めていくそうです。

そんな中で、
私がお願いしていたものは、マイクだけ。

「それだけで大丈夫かなぁ。。」
というような不安があったようです。

しかし、
私が講演の中で「非言語」
つまり、表情やジェスチャー、
声の調子が大事
だとお伝えしたことで
私が使っているのは、マイクだけではないということが
わかったとのことでした。

メッセージを伝えるのは、
マイクを通して伝える言葉だけではなくて、
表情はもちろん、指先から足先まで、
身体すべてが、メッセージを伝えています。

 

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「非言語の大切さを
自ら全身を使って表した講演で
感動しました」

という感想をいただきました。
過分な言葉ですが、
そのように受け止めていただけて
大変光栄です。

 

おっしゃるとおり、
プロジェクターやパワ―ポイント、配布資料がなくても
私たちには顔があり、手足があり、声があります。

これらをフルに使いこなして、
あなたが本当に伝えたいメッセージを
全身で伝えていくことができるのです!

皆さんもぜひ道具に頼る前に
自分の身体という道具をフル活用して伝えてみてください。
きっとどんな道具より、
最強であることに気が付かれるはずです。

 

 

 

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