出版記念講演会の翌日である4月29日、
おなじく福岡市にあるひと味違う本屋さん
「書斎りーぶる」にて「その話し方では軽すぎます！ブック座談会」を開催させていただきました。

りーぶるは、「自分の書斎にいるようなくつろぎのひと時を過ごすための空間」として
本に囲まれた貸しスペースの提供も行っている書店です。
毎日のように読書会などのイベントが行われているそうです。
今回の私の「 ブック座談会」には、 20人が参加してくださいました。
中には、前日の講演会にも参加してくださった方、
そして、お子様連れのお母様の姿も。
大型連休中にもかかわらずご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回は、書店でのイベントということもあり、
正統派スピーチのために私が日々使っている本と
その使い方を個人的にお勧めしました。
お勧めした本のうちの一冊は、
拙著の中でもご紹介している「NHKことばのハンドブック」です。

この本の使い方の説明とともに、
とくに敬語に焦点をあててお話をさせていただきました。
敬語という言葉に対する考え方、そして、
どのくらいの敬語を使えばよいのか？
参加者の方々からは
「へぇ～」「ほぉ～」という驚きの声が漏れていました。
今回は、絵本も一冊お勧めしました。
「これはのみのぴこ」 谷川 俊太郎 著、サンリード刊です。
谷川俊太郎さんのなんともいえない日本語の美しいリズムの絵本です。
この本を使ってのボイストレーニングやスピーチトレーニングの方法をお伝えしました。
そして、実際に参加者全員でトレーニングに挑戦。
うまくいった時の拍手、失敗したときの笑い声の響く楽しい時間になりました

この日も最後は、サイン会。
今回は少人数ならではで、お一人ずつとお話をしながら
サインをさせていただきました。
参加者から質問も寄せられましたので、即席コンサル。
なにかと細かくレクチャーしてしまいました。

これからも読者の皆様と触れ合うことができる場があれば
積極的に出かけて行きたいと希望しています。
今後ともどうぞよろしくおねがいします。