【対談報告】金美齢さんのカリスマ性はどこからくるのか?

こんにちは、矢野香です。

先日はさだまさしさんとの対談について報告させていただきましたが
http://authenty.co.jp/blog/archives/1341

さださん以外にも
先月、今月と
対談の機会を多くいただいています。

今回対談させていただいたのは
台湾出身の評論家、金美齢さん

 

profile-picture
http://www.geocities.jp/kinbirei/profile.htmlより

 

『凛とした』という言葉がピッタリの方でした。

ダウンロード
http://www.amazon.co.jp/dp/4569676022より

 

対談では金さんが
語学について
次のようにおっしゃっていました。

「私は子どもたちに
英語を特別に習わせませんでした。
なぜならば、
彼らが暮らす国・日本の言葉を
大事にしてほしいからです」

金さんといえば、母国語の他に、
流暢な日本語と英語を使いこなす方です。
その上で、このようにおっしゃっていたのが
大変印象的でした。

さて、
金さんのスピーチの中でも伝説ともいわれているのが、
靖国神社でのスピーチです。

このスピーチの特徴は2つです。

1つめは、一文が短いこと。

「私はいつも言うんです」
というセリフなどは、わずか10文字です。

そのため、力強さやリーダーシップ
印象づけられています。

2つめは、メリハリがあること。

強調したい言葉を他の部分よりも
高く、あるいは強く言うことで際立たせています。

これはスピーチのテクニックの1つで、
プロミネンス(卓立)」といいます。
このテクニックが絶妙です。

スピーチで力強さを表現したい方は、
金さんのこのスピーチを歌のような気持ちで聞いて
プロミネンスを「ものまね」してみてください。

なお、このスピーチは途中で
野次というアクシデントが起きているのも特徴のひとつです。

野次へのとっさの対応が
伝説のスピーチといわれる理由でもあるでしょう。

対談後は、金さんから
このスピーチの裏話などもおうかがいしました。

スピーチ研究に携わるものとして
とても興味深いご縁をいただきました。
感謝申し上げます。

 

この時に撮った、金さんとツーショットの写真を
Facebookで友人限定で投稿をしました。
この投稿には、
500人以上の方から「いいね!」をいただきました。

さらに、
「金さんは私も大変尊敬してやまないご婦人です。」
「ステキです。明日、靖国神社に行ってきます。」

などなど、
コメントもたくさん書き込んでいただきました。
金さんの人気、影響力を感じます。

印象に残るスピーチや言葉の力を持っている人は
カリスマ性もあるのだと痛感いたしました!

金美齢さん、ありがとうございました!