スピーチ上達のために ディズニーが教えてくれたこと

先日、赤と金の素敵な装丁にひかれて
こんな本を手にしました。

『WALT DISNEY 夢をつかむ言葉』
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社監修
KADOKAWA刊


出典:https://www.amazon.co.jp/

https://www.amazon.co.jp/dp/4046014873

もちろん皆さんご存知のウォルト・ディズニー氏。
アニメーターであり、
ミッキーマウスの生みの親であり、
ウォルト・ディズニー社の創業者でもあります。

この本は、
エンターテインメント界に大きな足跡を残した
ウォルト・ディズニーの名言をまとめたものです。

どうして彼の生み出したものが
多くの人の心を動かすことができたのか。
その理由の一端が
彼の言葉にあったことを教えてくれる内容で、
興味深く読みました。

中でも一番私が感動したのは、この言葉。

「教養には、
その人が何を大切にして生きてきたのかが
表されているのです。」

この言葉に出会った時、
はっ、としました。

なぜなら
「教養」は、そのまま「スピーチ」に
置き換えることができると思ったからです。

「スピーチには、
その人が何を大切にして生きてきたのかが
表されているのです。」

自分が何を大切にして生きてきたのか
そのことを伝えることで
そこに、話し手の個性が表われ、
さらには説得力が出ます。

決して流暢とは言えないのに
不思議と引き込まれるという
スピーチを聞いた経験はありませんか。

言葉の巧みさよりも
ジャスチャーなど伝え方の巧みさよりも
話し手が、何を大切にして生きてきたのか。

それが伝わった時、
聴き手は
そのスピーチに心を動かされるのです。

あなたは
人生において何を大切にしてきましたか?
また、
今、何を大切にして生きていますか?

その答えは
あなた以外の誰も答えることができません。

ぜひ自らに問いかけ、考えてみてください。

スピーチがうまくなる特効薬ではありませんが、
この答えを見つけることで
あなたのスピーチは必ず変わります。

私も自分自身に問いかけてみようと思います。