9月に入りましたね。
朝夕の涼しさに秋の気配を感じます。
この夏にとくに印象的だった
あるクライアントの話を
今日は皆さんにお伝えいたします。
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スピーチコンサルティングをはじめて
2年が経過した、ある経営者のAさん。
初回のコンサルティングで
スピーチのための
「ネタ帳」の作り方をお伝えしていました。
人前で話をする時に、
「○○を伝えたい」という意図を持たずして
言葉を発してはいけません。
「何を言いたいのか、わからない人」
「体裁だけ整えて、内容が伴わない人」
という印象を聞き手に与えるのならば
何も言わないほうが、いいくらいなのです。
スピーチで何を話すのか。
Aさんは、人前で話をする前に
その内容を手帳に記していきました。
2年前の初回のコンサルティングから
毎回、毎回です。
毎日の朝礼や、社外の会合など
とにかく人前で話す機会が多いAさん。
数えてみると、この8月は
90回も人前で話していたとのこと。
90回×24ヶ月=2160ネタ
これはもう、何ものにも代えがたい
Aさんの財産です!
「最近は突然スピーチを指名されても
話すことに困らなくなった」
とおっしゃっていました。
ネタ帳のストックは、
Aさん自身の脳の中に、蓄積されているのです。
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Aさんのネタ帳は、
いつも使っているシステム手帳。
スケジュールと一緒に書き込むくらいの感覚です。
たった数行ですが、それだけでもいいのです。
ネタ帳専用のノートを持ち歩くのも結構ですが
持ち物を増やすよりも、
今あるツールに書き加えるほうが
気負いなくできて、継続しやすいようです。
スマートフォンの
メモ帳機能などを使ってもいいでしょう。
ネタ帳の内容は、
仕事のことはもちろん、
テレビや新聞で何気なく見たニュース
プライベートの会話から得たヒント
移動中に目にした光景など、
ジャンルはさまざまです。
「今日はどんな話をしようか」
という意識を持って世の中を見ると、
ネタとなる話題は、
目に耳に、飛び込んでくるものです。
そこに自分の解釈を加えることで、
どんな話題も、
オリジナルのネタとなるのです。
続けやすい、ベストなスタイルを見つけて、
皆さんも
オリジナルのネタ帳を作ってみてくださいね。
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