去る7月13日、
EU離脱問題に揺れるイギリスで、
テリーザ・メイ氏が英国首相に就任しました。
出典:CNN.co.jp(http://www.cnn.co.jp/world/35085859.html)
マーガレット・サッチャー氏以来26年ぶり、
英国史上2人目の女性首相誕生ということもあり、
注目を集めていましたね。
サッチャー氏と言えば、
首相就任に関する舞台裏が
映画にもなっています。
メリル・ストリープ主演・2011年公開
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
(原題: The Iron Lady)です。
出典:ギャガ株式会社(http://www.gaga.co.jp/cinema_items/detail/939/lineup)
映画の中で、
サッチャー氏が首相選に出るにあたり
スピーチトレーニングを受けるシーンが描かれています。
詳しくは映画ご覧になっていただきたいのですが、
サッチャー氏が国を代表するリーダーにふさわしい
人物として見られるために、
変えるようにと指導を受けたことが2つあります。
1つ目は声の高さ。
2つ目は洋服です。
ある心理学の実験で、
相手に印象を与えているものは、
その人の声、顔や服装、体格の順で影響が強い
と報告されています。
つまり、
声の高さと服装を変えることで、
相手に与える印象を大きく変える効果を期待できるのです。
映画によると、
サッチャー氏は、はじめは高めの声でした。
それを、低めの声に変えるボイストレーニングを行っています。
高めの声は、親しみやすさの印象を与えます。
低めの声は、信頼、安心、安定の印象を与えます。
首相就任以来、
党首討論や外遊など精力的に政治日程をこなすメイ氏。
2002年の保守党集会にヒョウ柄のハイヒールで
出席したことが話題になるなど、
そのファッションも注目されています。
出典:CNN.co.jp(http://www.cnn.co.jp/world/35085807.html)
どんな意図を持って、この衣装を着ているのか。
どんな話題の時に、どんな声の高さになるのか。
その政治手腕とともに、
メイ氏の服装や声の高さにもご注目ください。