スピーチの場数を踏んでもうまくならないわけ①

スピーチに関して
皆さんからよくいただく質問があります。
それは、

「スピーチで緊張してしまうが、
 場数を踏めばうまくなりますか?」

という質問です。

スピーチの回数をつめば緊張しなくなり、
うまく話せるようになりそうな気もします。

しかし、
答えは「NO」です。

今回はこちらの質問にお答えします。

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スピーチトレーニングには
「知識」と「技術」が必要
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なぜ「NO」なのか。

スピーチトレーニングには
2つの要素があります。
「知識」「技術」です。

この2つは順番が大事です。

まずは正しい方法を
「知識」として得る。
話し方にはルールがあるからです。

そのあとで
インプットした「知識」を
自分の身体で表現できるように
練習を重ねる。
これが「技術」です。

「知識」を得たあとに場数を踏めば
うまくなりますが、
知識が無いのに
いくら場数を踏んで回数をこなしても
うまくはならないのです。

知識無しで場数を踏んで得られるものは
「慣れ」だけです。
決してうまくなっていくわけではありません。

こういったお話を
ある経営者のクライアントにしたところ、
「〇〇と一緒だ!!」とおっしゃいました。

なんだと思いますか?
あるスポーツです。



答えはゴルフです。

 

その経営者は、
ゴルフのパーソナルコーチも
つけていらっしゃるそうです。

ゴルフのトレーニングでも
「まずはコーチに理屈を習って、練習して
 自分ではできたつもりになっている。
 けれど後で自分のショットをビデオで見たら
 できていないのでがっかりする」
と、お話しされていました。

ご本人はこうおっしゃいますが、
この方はゴルフも
いずれ上達されるはずです。

なぜなら、
上達するためにとても重要な2つのことを
実践されているからです。

1つめのポイントは順番を守っていること。
「知識」のあとに「技術」という順番です。

そして、2つめのポイントは…

長くなりましたので、
次回お伝えしますね。

★スピーチの正しい知識を身につけましょう。
「間」を使った話し方の理論と
やるべきステップを2時間で学べます。
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2018年7月30日