2月14日、
「ビッグボス」こと、
日本ハムの新庄剛志監督の話し方分析で
制作協力をした番組が、
TBSで放送されました。
『千鳥のかいつまんで教えてほしいんじゃ!』
https://bit.ly/3vd4TvP
番組には、なんと新庄剛志監督ご本人も
ゲストとして登場!
分析させていただいた内容について、
「心がけている。けっこう前から」と
発言されていました。
前回もお伝えした
「ビッグボス」の話し方
http://authenty.co.jp/blog/archives/3910
やはりご本人も意識されて
取り入れていたスキルなのですね。
前回のメールをご覧になった、
ある経営者からは
こんな感想をいただきました。
「長年ファンのチームの
監督ビッグボス語録。
自分がスピーチをするだけでなく
サポート役も増えてきたこの頃、
4つのテクニックは改めて参考になります」
ありがとうございます。
「サポート役」としてのお立場だと
ご紹介した4つのテクニック
「造語力」
「逆説法」
「対句法」
「レトリカル・クエスチョン」
は、とくに効果的ですね。ぜひお試しください。
そして、
この4つのテクニックの中のひとつを、
伝え方がうまいとして知られる
ジャパネットたかたの創業者・
高田明氏(「高」は「はしごだか」)も
取り入れているスピーチを発見したため、
今回はご紹介いたします。
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選挙の応援演説は名スピーチの宝庫!
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今回ご紹介する高田明氏のスピーチとは、
2月20日に投開票が行われた
長崎県知事選での応援演説です。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=vZQi5Tt8bVo
これまでも選挙の応援演説といえば
選挙結果や演説内容は別にして、
スピーチテクニックという点だけにおいては
小泉進次郎氏や山本太郎氏など
名スピーチがたくさん生まれました。
今回は、高田明氏が初めて行ったという
選挙応援。
今回も選挙結果は別として
スピーチテクニックだけに注目します。
まずはこちらの動画をご覧いただき、
「造語力」
「逆説法」
「対句法」
「レトリカル・クエスチョン」
のうちどれを使っているか考えてみてください。
https://bit.ly/3He5yja
(選挙投票日が終わったためシェアします)
この中で取り入れられていた
テクニックは何でしょう?
そう、「レトリカル・クエスチョン」です。
聴き手に回答を求めているわけではないが
質問をする伝え方です。
高田氏は「レトリカル・クエスチョン」を
3回使っています。
「若い方がですね、経験がどれだけありますか」
(動画1分30秒~)
「長崎県のことは3候補の中で
どなたが1番知っていますか」
(動画1分56秒~)
「簡単に何年かの経験で1.86よりも超えて
2.0にするということは言えるでしょうか」
(動画3分13秒~)
それぞれ疑問形にして問いかけることにより、
本来伝えたい内容を強める効果があります。
新庄氏と高田氏
ともに強烈なカリスマ性を持つお2人が
共通して取り入れているテクニック。
それが
「レトリカル・クエスチョン」なのです。
あなたがこの「レトリカル・クエスチョン」を
使わないという理由がありますか?
ぜひあなたからの使ってみたご報告など
お待ちしております。
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『有事をチャンスに変える
リーダーズスピーチ』
2022年3月4日