聞き慣れてしまったバイト敬語で、損をしていませんか?

今回は
正統派の敬語ではない「バイト敬語」についてお伝えします。

アルバイト先で身につけてしまったり、
コンビニや飲食店などへ客として訪れ、
聞き慣れてしまったことで、
ついつい誤って使ってしまうのが「バイト敬語」です。

cashier_supermarket

 

例えば下記のような例です。
×「△△でよろしかったでしょうか」
◯「△△でよろしいでしょうか」

×「こちらが資料の方になります」
◯「こちらが資料になります」

使っている本人には、
間違っている認識がない、というところが
もったいないところです。

意味が通じないということはありませんし、
敬意を表したい姿勢も伝わります。

しかし、
「バイト敬語」という概念があるくらいです。
これらの本来ではない敬語表現に
上司や得意先は敏感に反応します。
不快に思う人もいますので、ぜひ改めたいところです。

「お越しになられる」といった、二重敬語にも気をつけましょう。
過剰な敬語を使いすぎると
かえって慇懃無礼な印象を相手に与えてしまうのです。
「お越しになる」で十分です。

また、
敬語の言い換えを学ばずに
「れる」「られる」を語尾につければ
全て敬語になると思っている例もあります。

「社長、今日の午後は会社におられますか?
これは、
「社長、今日の午後は会社にいらっしゃいますか?」
と言い換えたほうが自然です。

敬語を取得するには、
英語のように、「敬語」という別の言語のつもりで
聞いて覚えること。

それには、
ロールモデルを見つけてマネすることが一番です。
同じ職場の先輩や、課長や部長でもいいでしょう。

「日本語の勉強」と思うより、
職場でよく使う言葉を「マネするだけ」と思う方が気楽ですよね。

正しい話し方をなるべく早く身につけるには、
同行させてもらえる際に
とにかくよく観察することです。

アポを取る時はこういう言い方をするのか、とか、
商談の時はこのような言い回しをするのか、など。

最初は紋切り型でもいいのです。
英会話と同じように慣れていくことが、敬語習得の近道ですよ。

 

こうした情報を
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『組織で確実に評価される「きちんと」会話』
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