安藤美姫さんの記者会見

フジテレビの番組にて、
ある記者会見のスピーチ分析を行いましたが
「見逃した」とのお声をいただきましたので
ブログでもご紹介させていただきます。
8月5日、新横浜プリンスホテルにて
フィギュアスケートの安藤美姫さん
出産公表後、公の場所ではじめて記者会見を行いました。
その会見について、
スピーチコンサルタントとして立場から、
フジテレビの『ノンストップ!』という番組でコメントいたしました。
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私が分析したポイントは、2つです。
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1つめは、記者会見の場づくりについてです。
弁護士を同席させていたことで、
きちんとした公式会見であるという印象を視聴者に与えます。
特に今回は、会見内容がスケートだけではなく、出産に関する話もありましたので
弁護士が女性であることは、プラスイメージの効果があります。
こうした場づくりから、この会見に臨む安藤さんの真剣さがうかがえます。
2つめは、話グセから読み取れる安藤さんの成長についてです。
2009年に行われた「NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」にて
優勝インタビューでの安藤さんは、ある話グセがありました。
質問に答える前に「あの~」と言いながら、
黒目がクルっと一回転するのです。
これは、回答を考えているしぐさでもあり、心理的には迷いの表れです。
今回の会見では、「あの~」という言葉の回数そのものが減少していました。
さらに、上を見ることはありましたが、黒目は一回転しません。
出産公表後の過熱報道から子どもと家族を守りたい!
という強い意思を持って話をしているため、こうした話グセが消えたのです。
彼女の話し方の変化から、この4年間の成長を私は感じました。
しかし、30分の会見中、頻出した言葉があります。
特に競技についての質問で多く飛び出しました。
それは、「だけど」や「けど」という言葉です。
合計26回使っていました。
言い切らずに「けど」と言葉をつなぐ話グセから、
競技復帰に対する不安が見え隠れしているようにも見えます。
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私も同じ女性、母親として、安藤美姫選手が不安や過熱報道を乗り越えて、
復帰後初の舞台となる10月の関東選手権でご活躍されることを、
心から応援させていただきます!
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