正統派スピーチトレーニングを受けていただいている女性が、
このたびスピーチ大会に出場することになりました。
会社員として働きながら、
ご自身の専門分野についてセミナーや研修で講師を勤めている方です。
その女性が、
次世代を担う若い女性たちを支援している日本BPW連合会の
「働く女性のスピーチ大会」に出場することになったのです。
「スピーチ大会のためのトレーニングを できますか?」
そういう相談を彼女からいただいたとき、私はお断りしました。
なぜなら、それでは一過性の成果しか得られないからです。
私の考えはこうです。
「スピーチ大会は単なる一つの本番でしかありません。
大会のためだけではない、
日頃の人前で披露することができる、
いつでも、どこでも使える あなたの持ちネタとなるスピーチを作り上げ、
人前という舞台で、あなたという人物を表現するためのトレーニングなら
いくらでも協力します。
だけど、スピーチ大会で優勝するためのトレーニングは、お金と時間の無駄です。」
この考えに賛同してくれた彼女は、その後、
自分のこれまでの人生・理想とする生き方・仕事に対する自分の姿勢などすべてと向き合い、
自分という人間を表現するスピーチのトレーニングを行いました。
そして、先日、無事にこのスピーチ大会が開催されました。
結果報告と共に寄せられた ご本人からの感想メールにはこう書かれていました。
「スッキリ(笑)
周りから「気持ちのいい喋り方だった」と言われました。」
彼女はなぜスッキリしたのか?
スピーチ大会の結果は、どうだったのか?
続きはまた明日。。。