メディア掲載・取材・出演

志の輔師匠曰く話し方のコツは〇〇をつかむこと

先日、文化放送のラジオ番組
『志の輔ラジオ 落語DEデート』に
出演させていただきました。

出典: http://www.joqr.co.jp/blog/rakugo/

毎週日曜日の午前7時から放送されている
立川志の輔師匠とゲストによるトークや
過去の落語名演も楽しめる番組です。
http://www.joqr.co.jp/blog/rakugo/

今回は、
かねてより師匠に伺ってみたかった
スピーチと落語の共通点や、間(ま)について
お話を伺うことができました。

番組を聴き逃したという方のために、
内容を一部シェアさせていただきます。

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「空間」をつかむ
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スピーチトレーニングでは、
クライアントの方に
「ぜひ新作落語聞いてください」と
お勧めすることがあります。

新作落語とは、おもに大正時代以降に
落語家や落語作家により作られたもの。

スピーチにとって、
聞き手を動かすための
重要なスキルの一つである「間」。
しかし、
説明しづらい難しいスキルでもあります。

おもに江戸時代を舞台とする
古典落語も味わい深いものがありますが、
現代語の新作落語は
「間(ま)」のお手本として最適なのです。

番組の中で志の輔師匠に、
スピーチトレーニングで落語を聴くことを
お勧めしていることをお伝えすると、
師匠はこうおっしゃいました。

「言葉に自信を持てたら、
 その『空間』をつかめるような気がする。
 結局、大事なことは
 『空間』なんだと思うんですよね。

 『空間』をつかむための道具が、
 言葉ですからね。」

放送ではカットされていましたが、
収録では空間をつかむ達人として
結婚式の司会などで間合いのうまい方の例を
お話しくださいました。

そして、落語の公演で
笑わせようとしても
なかなか笑わないお客さんが、
落語家が思わず失敗したときに
笑うということがある。

だったらと、わざと失敗すると
そのあざとさは伝わりお客さんは笑わない。

これは
「空間」が一つになっているかどうか
だとおっしゃっていました。

つまり、
人に何かを伝えるために大切なのは、
聞き手と話し手が共有している
「空間」をつかむこと。

そして「空間」をつかむために、
間の取り方、非言語表現も含めて
話し方を磨くことが必要なのです。

現代の落語家を代表する志の輔師匠と
お話しさせていただく中で、
日本語の奥の深さ、
伝えることの難しさとおもしろさを
私自身も再認識することができました。
ありがとうございました。

出典: http://www.joqr.co.jp/blog/rakugo/

後日、
このラジオ番組を聴いてくだった方が、
感想をSNSに書いてくださいました。
ご本人から許可をいただきましたので、
一部ご紹介します。

====(ここから)

「間」をテーマに話しているやり取りがすでに
「説明しようのない、すごく難しいスキル」の
連続になっている。

落語界の大御所と、
スピーチコンサルタントで心理学研究者だから
当たり前といえば当たり前だ。

(中略)

志の輔さんの、著書タイトルへの話題振り。
スピーチと新作落語の関係性。
 
「空間だと思うんですよね」
「空間ですね」の受け答え。
   
ぞくぞくっとしながら、
何度も繰り返し聴いた。
 
====(ここまで)

番組をお聴きいただき、そして
感想をいただきありがとうございます。

私も師匠とお話しさせていただきながら、
その語りの間合いが、
高座のときとも、
『ためしてガッテン』等のテレビ番組とも違う
独特のものだと感じていました。

そして
とても心地よくお話しさせていただきました。
これこそ
空間をつかんでいらっしゃるからでしょう。

こうした名人の空間をつかむスキルを、
私たちが日常の中で使える
再現性のあるスキルとして体系立て
お伝えすること。

それが私の使命と考え、
今後も研究に邁進していきます。

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2019年7月24日


自己紹介で〇〇タイプを伝えよう

先月、
ラジオ番組『simple style -オヒルノオト-』
に出演させていただきました。

毎週月曜日から金曜日
11時30分~12時55分、
全国23のFM局で放送されている番組です。
http://www.jfn.jp/RadioShows/oto

パーソナリティーはモデルの渡辺枝里子さん。
さすがはモデル!
お顔が小さくてスタイルもよく、
とても綺麗でした♪
事前の打ち合わせも自らスタジオから出てきて
丁寧に対応してくださるなど、
人柄も素晴らしい方でした。

拙著『大人の伝え方ノート
一言で「人間関係」はガラッと変わる!』

大人の伝え方ノート表紙

をお読みいただいたという
渡辺さんのナビゲートのおかげで、
番組では楽しくお話しさせていただきました。

リスナーの皆様からいただく
メッセージテーマが
「自己紹介」だったこともあり、
番組内で、印象に残る自己紹介の仕方について
質問をいただきました。

自己紹介は初対面の人と人間関係を築くための
第一関門であり、
苦手意識を持つ人も多いかもしれません。

しかし、
ビジネスシーンで自己紹介をする機会は
意外と多いもの。
苦手と避けてばかりではいられません。

そこで今回は
印象に残る自己紹介をするための
ヒントをお伝えします。

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「ステレオタイプ」を利用する
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自己紹介でただ名前を言うだけでは
相手の印象には残りません。
初対面の人に
あなたという人物をどう印象付けるのか。
そこを考えるのが大人の伝え方です。

心理学の用語で
初頭効果」というものがあります。
先に提示される情報の方が、人の印象に
大きな影響を与えるという理論です。

つまり、
自己紹介で最初に示されたあなたの情報は、
その後の印象も左右するのです。

番組にメッセージを寄せてくださった
あるリスナーの方は、自己紹介のときに
3月3日のひな祭りが誕生日
ということを話すそうです。

これは、
まさに「ステレオタイプ」を活用した
巧みな自己紹介です。

「ステレオタイプ」とは、
ある集団に属している人に対する
思い込みです。

たとえば、大阪出身と聞くと
きっとこの人はお笑い好きなんだろうな
と思いませんか。

このリスナーの方の場合、
ひな祭りから連想して
「柔和で優しい人」「女性的」
というイメージを聞き手は抱くでしょう。
(リスナーご本人が男性であっても
女性であっても、です。)

このステレオタイプを上手に使えば、
短い言葉であなたの人となりを
印象付けることができるのです。

上に挙げた出身地のほか、
職業や学生時代の部活など
いろんなステレオタイプがあります。

あなたの情報の中で
うまく自己紹介に使えそうな
ステレオタイプは何ですか?
ぜひ考えてみてくださいね。

★心理学に基づくアカデミックな
話し方のスキルを学びましょう。
繰り返し見ることで、学びが定着します。
https://bit.ly/2RgJax0


2019年6月17日