世界が認めた日本人の 舞台に立つときのラッキーアイテムとは?

さる6月19日、ホテルオークラ東京にて
社長夫人のための講演会が開かれ、お仕事させていただきました。
この会にお招きいただくのは、去年に引き続き2回目です。
去年は、社長夫人にふさわしい信頼される話し方についてお話をさせていただきました。
前回の様子はこちら →『固定観念をくつがえす講演会』
会場には、去年もご参加いただいた方々もいて、
「去年に教えていただいた〇〇を続けていますよ」
などとお声かけ頂きました。
私の話を覚えてくださっていたこと、
加えて、実践し続けていただいたことに感激いたしました。
ありがとうございます♪
さて、今年はバレリーナの吉田都さんの聞き手として対談をさせていただきました。
$エグゼクティブが信頼を勝ち取るメディアトレーニング
吉田都さんは、皆様ご存知のように
サドラーズウエルズと英国という2つのロイヤルバレエ団で
最高位であるプリンシパルを務めた、日本人初のバレリーナです。
つまり、世界が認めた日本人の表現者。
彼女は身長158センチで、私と並ぶと確かに小柄でしたが、
欧米の身体の大きなダンサーの中で100年に一人の表現者といわれ、
内なる美で世界の人々を感動させてきたのです。
その功績が認められ、紫綬褒章など数々の輝かしい賞も受章なさっています。
そんな吉田さんのお話で一番印象深かったのは
舞台にたつときのラッキーアイテムについてです。
数々のプレッシャーの中で世界の舞台に立ってきた方ですから
お守りとか、パワーストーンとか、なにかお持ちなのかと思って尋ねたところ
吉田さんは逆に
「舞台に行くのに、それを忘れてしまった時にはどうしますか?」
と問いかけてきました。
そうです。
彼女は本番に臨む時、ラッキーアイテムは持たないのです。
私たちはつい、
「これがあれば上手くいく」というものを作ってしまいがちです。
例えば、お守り、パワーストーンといったラッキーアイテムや、
本番前にこれを食べる。靴を履く順序を決めるといったジンクスなどです。
「ジンクスも、ラッキーチャームもいりません。
必要なのは、チャレンジし続ける強さです。」
自分の中に自信をつけて人前に立つ。
身体ひとつで世界を極めた方の言葉に感激しました!

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バレエもスピーチも人前で何かを伝えるための表現です。
私たちは日常生活で表現し続ける演者ともいえます。
あなたが伝えたいことはなんですか?
それが上手くいくためのラッキーアイテムは、自分の中にしかありません。
自分の中にラッキーアイテムを構築するためのスピーチトレーニングなのだと
改めて私自身が自分の仕事の意義を再確認した吉田さんの言葉でした。
ありがとうございます。
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世界が認めた日本人の 舞台に立つときのラッキーアイテムとは?」への2件のフィードバック

  1. takuy@ma

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    いつも学び深く拝読しております。
    素敵なエピソードですね。
    ラッキーに頼らない続ける強さ。
    これが本当の、「芯」の強さ、格好良さなのかも知れませんね。

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